マグネットヒーターの利用法

マグネットヒーターは上下2枚のガラスクロスに、シリコンゴムをカレンダー加工した薄い2枚のシートからなる従来の金属ヒーターに代わる柔軟性を有した薄型の面状発熱体です。

柔軟性があり加工が容易なため、あらゆる形状の部品に合わせることができ、機器部品や設備用部品として利用できます。耐熱接着材を使うことで300℃まで耐えられ、踏みつけ程度では破けない耐久性があります。

マグネットヒーターは燃料用のドラム缶を保温し油の粘性を下げてポンプでの吸い上げをスムーズにさせたり、寒冷地での機械類の凍結防止から、宇宙ステーションの補給機に至るまで幅広く利用されてます。小さく加工できるのでコーヒー保温用プレートヒーターとしても使われてます。低コストで加工が容易なためマグネットヒーターの需要は増えてます。